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口呼吸はトラブルの元!!

口呼吸はなぜいけないの?
人は本来、鼻で呼吸する為、鼻の中はいつも湿った粘膜で覆われています。
鼻から吸った空気は、温められ、適度に加湿されます。
このとき、鼻の粘膜はほこりや病原菌を取りのぞきます。
およそ50~80%もの病原菌が鼻で処理されているんです!
しかし、日常的に口呼吸を続けていると・・・
外気がそのまま喉や肺に送られることで刺激され、免疫力の低下やアレルギーを起こしやすくなります。
また、お口の中にもトラブルが発生します。
お口をいつも開けていることで殺菌作用のある唾液が蒸発してしまい、虫歯などのトラブルが発生しやすくなります。
常に乾燥している為、メラニン色素が増えて歯肉が黒ずんできたり、歯周病が発生したり、悪化しやすくなります。
また、虫歯にもなりやすくなります。(白く濁った所は初期虫歯です。悪化すると黒くなって穴があきます。)
口呼吸は、全身の健康にさまざまな悪影響を及ぼしてしまうんです。
口呼吸と歯並びの関係
口呼吸が歯並びや顔つきに影響することがあります。
なぜかというと、舌の位置が深く関わってくるためです。
舌の位置を確認してみましょう
軽く口を閉じてみてください。
舌が上あご(お口の天井部分)に軽く触れていますか?
これが正しい舌の位置です。
上あごに舌がつかない人は、口呼吸をしている可能性があります。
舌が正しい位置にある場合
口を閉じた時や飲み込む時に舌が上あごを押します。
逆に口のまわりの筋肉が歯を絞めつけます。
このように内側と外側、両方からバランスよく力がかかることで、正しい噛み合わせへと導かれていくのです。
口呼吸をしていると・・・
口から息を吸うために、舌の位置が下がり、前歯に圧力がかかります。
この舌の圧力が成長期の歯並びに悪影響を与えるのです。
舌の位置が下がると、飲み込むときなどに舌が前歯を押します。
舌が無意識に押す場所によって、上下の歯が出っぱたり、すきっ歯になったりするのです。
また、日頃から鼻や舌が正常に機能していないため、
成長期に上あごが充分に発達せず、歯が並びきらなくなるというケースもあります。
さらに、歯並びが乱れるだけでなく頬の筋肉も緩んできます。
こんな口、していませんか? 口呼吸チェック!!
✓ 上唇が凸型をしている
✓ 下唇が厚く、乾燥している
✓ 前歯が常に見えている
✓ TVを見ているとき、口をポカンと開けている
✓ 起きている時も寝息のような音を立てて息をしている
✓ 就寝中もいびきがひどい
日本人の約半数の小学生以下の幼児の約8割が口呼吸をしているといわれています。
口呼吸を続けていると虫歯や口臭などのお口のトラブルだけでなく、呼吸器官や全身の不調につながることがあります。
特に、発育期のお子さんの口呼吸は歯並びや顔つきに影響することもあります。
口呼吸は体全体に悪影響を与える『悪いお口のクセ』
口呼吸にはメリットはひとつもありません。
普段からお口を閉じるように心がけること。
また、よく噛む、顔の体操をするなどの顔や口の筋肉を意識してつかう事が大切です。
正しい鼻呼吸を心がけて、健康的で明るい表情とあたな本来の魅力を取り戻しましょう!
もしかして私、口呼吸かも?!
と思ったらお気軽にご相談ください。
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